女性の一生は、大きく分けると5つの期に分けることができます。それらは、「幼少児期」「思春期」「性成熟期」「更年期」「老年期」とされています。
更年期とは、女性ホルモン(エストロゲン等)の分泌が急激に減少する「閉経を迎える時期の前後5年くらいの期間」のことを指します。
日本人女性の平均閉経年齢は50歳くらいですので、更年期はだいたい45~55歳くらいと考えられます。
閉経前に起こる月経不順は体の自然な変化であり、治療の必要はありません。しかし、40歳前の月経不順については、できるだけ産婦人科で検査をしてもらうべきでしょう。なぜなら、甲状腺機能の異常や子宮筋腫などの病気の可能性が考えられるからなのです。
また、月経不順や閉経になる年代の方は、同時に子宮がんや乳がんなどにになりやすい年齢でもあるので、これら両方を同時に検診したり、定期健診を受けるなどは必要なことでしょう。更年期障害 症状